仕事ときどき女の子

しがない自営業です

消失

昨日は久しぶりに夜寝れないくらい考え込んでた。

わたし、小学生のときからWebの世界で生きてたから、大人になってもいつまでもWebの世界をどうにかする仕事ばっかりしてた。遊びじゃなくて仕事になっても、実名主義だと言われる世界になっても、大人の事情にまみれても、やっぱりWebの世界が好きで、当時わたしが学校から逃げ出してきたように、明日誰かが死なずに生きていける場所を、今度はわたしが作るんだって、そう決心したんだった。

でも、このあたりから、ずっと持ち続けてた熱いモノがひとつもないことに気づいた。今までは、仕事に復帰する・転職する・バイトする・在宅ワークする…みたいに、プロジェクトリーダーじゃなくても、コーダーとかでもなんでもWebに関わりながら仕事する道を選びたいと思ってたはずなのに、今はただただ傷つかない道を選びたいと思ってる。違う部署で全然キャリアにつながりそうにない楽な仕事をしてたい、とか、家の近くで生活できるだけのお金だけ楽に稼ぎたい、とか。こういう考えに至るのは初めてで、なんかフクザツ。いい考えだとは思わないのは確かなんだけど。

5月に体調を崩して、そこから何度も仕事に立ち向かっては頓挫した。なんで今まで出来てたことが出来なくなったのか、わからなくて何度も絶望した。上司は話を聞くだけで何もしてくれないし、部署や会社のメンバーからじわじわ距離を感じ始めてどうしようもない孤独感に襲われても1人で耐えるしかなくて。今まですべてがうまくいきはじめてたのに、急に負の方向に転がり始めて今に至ってる。もう出来ない自分を見たくないだけなのかな。でも「出来ない自分」しか今は持ち合わせてないんだ。大切なもの、少しずつ全部手放しちゃったし。

そうだね、もう何もなくなっちゃったね。彼も仕事も自分から手放して、本当になにもなくなっちゃった。また見つかるのかな。よくわかんないや。